鶏舎建設始めました !!

養鶏を開始して約3ヶ月が経ちました。今回の鶏舎は、鶏が自由に歩き回れるよう広い運動場を設け、周りには日中の強 い太陽を避け日陰で休めるように木や果樹を植えました。鶏たちは運動場で土を掘って虫を見つけ、葉っぱを食べて元 気に育っています。農業メンバーは毎日、全員で試行錯誤しながら自分たちの大切な鶏舎建設に汗を流しています。 また、良い鶏糞を得られるよう、改めて床づくりから見直しています。森から落ち葉を、材木屋から剪定チップや木くずを集め、少しでも自然の状態に近づけようと日々鶏を観察しています。来月の便りでは鶏舎の完成報告をお届けいたします!

縫製技術習得支援の勉強会開始(アジア生協協力基金による助成)

4月より準備。6月より縫製技術習得の勉 強会をを開始。毎日、8~17時まで工房で、 日本から送られてくる勉強会用課題に専 念しています。この指導によって、布に合わ せ糸や針、圧、針目を変えることを覚えまし た。縫製経験3年目のコムリィー (19 )が 中心になり、1日の作業を振り返り、翌日の 取組みを設定。8月か らはロックミシンの勉強も始まります。 いつかオーダーや販 売に応えられるよう、 みんなで基礎の技術 習得に励んでいます。

農具小屋建設と電気を引きました!

農地の一角にオンラインツアーの寄付で農具小屋を建設し、助成金で電気を引きました。これまではト タン小屋で農具や鶏の飼料などを保管し ていましたが、雨漏りや浸水がありました。 また、水やりの際は発電機で水を汲み上げ ていたので、ガソリン代がかかっていました。 電気が引けたことで経費が大幅に抑えられ 今後は孵卵器も設置できるようになります。 夕方には野菜を買いに村のお母さんたち がこの小屋に集まり、おしゃべりをしていま す。来年、再来年には長い軒下をつくり、村 人たちが活用できる場にしていきます。

リエンポン村の様子

リエンポン村でもワクチン接種の受付が 始まりました。シェムリアップ市内はデル タ株の感染拡大措置のため7月29日から 再びロックダウン。地区を超える移動が 禁止されましたので、代表の内田は村長 に許可を貰い、工房で宿泊しながら活動 をしています。学校は未だ再開していま せんが、カンボジアでは SNS を使った授 業が行われています。しかし、農村部では スマートフォンの有無や、先生たちから 定期的に課題が来ないなど、勉強 のあり方にも多く の問題が見て取 れます。

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